我が家に「Proxmox VE」という物理マシンの上で複数の仮想マシンを管理できる仮想化ソフトを導入しました。もともとはWindows10が入っていた物理マシンにProxmoxを入れたSSDを入れ替える形で導入しています。
Windows10を再活用するために「vCenter Converter」で仮想化し、Proxmoxにインポートしたところ、Windowsのライセンスが外れてしまいました。1日経てど戻らなかったので色々やったことを備忘として残します。
インポート時のライセンスの状態
Windowsのライセンスは複数の形態に分かれており、我が家のWindows10はフルパッケージ版かつMicrosoftアカウントに紐づけ済みです。ライセンスの詳細はITmediaさんの「あなたのPCのWindows 10／11の「ライセンス」はどうなっている？ 調べる方法をチェック！」が参考になります。
また、ライセンスはPCのハードウェア(マザーボード、CPU、メモリ等)にも紐づいており、パーツの入れ替えでライセンス認証が必要になることがあります。今回はマザーボード、CPU、メモリ等はそのままでSSDだけを入れ替えましたので、ライセンスの再認証は不要だろうと思っていましたが外れてしまいました。
いつもであれば少し時間が経てばすぐ再認証できた
私も自作erの端くれなので、何台かPCを組み立てており、ライセンスの認証は手慣れたものです。MS公式の「ハードウェア構成の変更後に Windows のライセンス認証をもう一度行う」に沿って対応すればすぐ終わっていました。
しかし、今回は初めて見るエラーで、以下の内容でした。
一時的にこういうことが発生している可能性もあるかと思い、一旦その日は何も対処せずに放置しましたが、翌日も出来なかったので少し焦りました。
ライセンス再認証のためにやったこと
Windowsのライセンス認証窓口へ電話して認証しました。自動応答で完結するので人と話す必要はありませんが、専用の窓口番号を確認する必要があります。
コマンドプロンプトでコマンド入力
- [スタートボタン右クリック]＞[ファイル名を指定して実行(R)]＞[cmd]を入力してEnter
- [slui 4]を入力してEnter
Enterの際に[Ctrl + Shift + Enter]としてみてください。管理者で起動できます。
表示された画面の操作
- [国または地域を選んでください＞日本]を選択して[次へ]
- [無料電話番号：0120-801-734]へ電話
以降は電話ガイダンスに沿って[インストールID]を入力し、ライセンスを再認証しました。
まとめ
結局、Windowsのライセンス認証が外れてしまったのは何故かあまりわかっていません。恐らく仮想マシンにしてシステム的なところが色々変わったことが原因だとは思うのですが、確証がなく。。。
Windowsがライセンス認証できない時はMS公式に電話しましょう。手間ですが、一度してしまえばすぐ終わります。